レゴ生誕60年の集大成?「Newsweek レゴのすべて」を読む
自分の趣味が雑誌で特集を組まれていると嬉しいですよね!
それが一冊丸々となれば買わざるを得ません。
というわけで、今回は「Newsweek レゴのすべて」を購入してみました。
前述通り、雑誌一冊すべてがレゴ、レゴ、レゴ。
レゴの年表から歴史を振り返り、過去のシリーズに思いを馳せたり、巨大レゴアートとオバマ元アメリカ大統領とのツーショット写真に驚いたりと楽しみ方はいろいろ。
レゴ特集ということで写真中心ではありますが、インタビューやコラムもある多様な内容となっています。
この記事では、内容をピックアップして感想を記していきたいと思います。
大人気!ミニフィグ デザイナーの情熱に迫る
昨今では単体でも販売されるようになったミニフィグ。
この人気のミニフィグは250人ものデザイナーによって造られているそうです。
雑誌ではデザイナーのミニフィグに掛ける思いを知ることができます。
シンプルなデザインであるために可能性は∞。
特徴的な1体をデザインするか、それとも汎用的な1体をデザインするか…
大好きなレゴの世界に自分がデザインしたミニフィグが参加できるなんて、想像するだけで興奮してしまいますね!
いつまでも変わらない造形美
デンマーク ビルンにある工場で実施されている「インサイドツアー」。
本書では、この工場見学の詳細について語られています。
私はレゴのプラスチック成型にとても興味があります。
直角形状でありながら欠け、歪みのない綺麗な形状。
ランナー(樹脂の流し口)やウェルドライン(樹脂の合流部)がわからない美しい表面。
成型に用いる金型の劣化や取り換えによる変化を感じさせないブロックの同一性 等々……
ブロック一つから、素人の自分でも語り出したら止まらない成型技術のレベルの高さを感じることができます。
そんな高レベルな技術を見学できる ファンにはたまらないツアーとなっているようです。
自分も「お金」と「語学力」さえあれば、すぐにでも参加したいのですが…泣
といった感じで、自分が気になった記事をピックアップしてみました。
記事を読んで「なるほどなぁ~」と改めて知る内容もありましたが、全体的に記事の内容は浅い印象。
タイトルにある『レゴのすべて』は過剰表現に感じられます。
レゴ好きであらゆる書籍に目を通しておきたい!という方は購読してみるべき雑誌ですが、レゴ作品に触れたいという方には別の書籍をオススメしたい笑
やや人を選ぶ雑誌ではありますが、興味がある方は是非購読してみてはいかがでしょうか?